備忘録

インターネット老人会のよしなしごとを…

バイカル湖の畔とかチベット仏教モンゴルバージョンのネタとか。。

湖底のメタンハイドレート(Methane hydrate)だけでなく、
世界的規模の亜鉛の鉱石も埋蔵が確認されたらしいですな。
元々はブリヤートモンゴル族の土地なんですが、帝政ロシアの時代に征服された歴史を持つ場所。
司馬遼太郎さんと懇意だった女性通訳のツェベックマさんはブリヤートモンゴル族でした。
司馬センセの出た大阪外事専門学校蒙古語科は、大阪外大からさらに改組されて、今は大阪大学の一部に。
現在モンゴル民族は、ロシア・モンゴル・中国、と国土を分断されたままです。


モンゴルから持ち帰った、馬を描いた旗「ヒーモリ」がわが家にありますが、
御利益のおかげか、日曜日はネット競馬で万馬券が出てありがたいことです。
風の馬(ルンタ)

中心に馬の絵をおき四方に虎・獅子・ガルダ・龍を配したものを特にルンタ(風の馬 rlung rta)という。
モンゴルでこの旗をヒーモリ(kei mori)というのはこのチベット語からの直訳である。



以前は室内に飾ってありましたが、褪色がイヤンで今は保管中ですわヒーモリ(汗)
一緒に写っているのはモンゴルから持ち帰ったターラ菩薩(多羅菩薩)の「青きタラ」様です。緑ターラとも書かれるようです。
観音様の右目から生まれたとか・・・
左目から生まれたとされる、白きタラこと白ターラ様も欲しいのですが、今の所出会いがありません。
ちなみに写真のものは信仰用ではなくお土産用らしいのですが。
ターラ菩薩(ドルマ)

衆生の苦しみを減らすことが出来ないことを悲しんだ観音菩薩が涙を流し、
右眼からの涙は「白ターラ菩薩(白度母)」、左眼からの涙は「緑ターラ菩薩(緑度母)」が生まれた。両ターラ菩薩は、観音菩薩を助けてすべての命あるものを苦しみから救う人気ある女尊。
白ターラ菩薩(ドルカル)は、身体は白、掌と足の裏に1つずつ、そして顔に3つ、合計7つの眼をもつ。
右手はすべての願いをかなえることを意味する「与願印」を結び、左手には青い蓮をもつ。
緑ターラ菩薩(ドルシャン)は、身体は緑、右脚をやや崩して蓮の葉の上に乗せる姿勢が多い。
右手は「与願印」、両手に青い蓮をもつ。

ドルマって、チベットやモンゴルでは女の子の名前によく付けられるみたいですね。