あのチェコのルジェナおばあちゃんの直角足なり靴下って「German heel」のかかとなのか?
無印良品で大ヒットした、あの靴下のルーツはチェコの手編み靴下なんですよね。
flickrで、たまたまknitの作品を見ていた時に、見つけたのが、
Regia socks with German heel
http://www.flickr.com/photos/8474208@N02/2318618444/
で、またまた見つかった3枚の写真。
http://www.flickr.com/photos/lollyknit/154810890/
http://www.flickr.com/photos/lollyknit/2338039291/
http://www.flickr.com/photos/49221975@N06/4792957823/
どう見ても、手元にある無印で入手した編み方と同じなのです。でも、なぜ「German(ドイツ)」なのか?
で、林ことみさんの本の「スイスヒール」とも同じ編み方っぽいしで。
歴史の話をすると、チェコって、オーストリア領(オーストリア・ハンガリー帝国)だったことがあるし、
オーストリア・ハンガリー帝国はスイスとは国境を接していたしで、
スペイン・メキシコのフレーム編機同様、ハプスブルグ帝国の時代に編み方が広まったという可能性がありそうな。
靴下から、強引に手袋の話に変えますがw
ノルウェーのセルブ地方のミトンなどで、手のひら側の親指の下に、手首までの長い逆二等辺三角形のまちを作っているデザインが結構ありますが、
日本で出ている北欧風の編み物本には、なぜか三國万里子さんの本でさえも、1種類しか技法や編み図が紹介されていないので、
ちょっと気になっていたのですた。この本の、獅子の意匠のミトンがセルブミトンの技法が使われている作品です。

- 作者: 三國万里子
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 2009/09/01
- メディア: 大型本
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で、超高速で編むセルブ地方のおばあちゃんのネ申動画キター!
ロシアの横に親指が着いている形は「おしゃれ時間」に編み方が載っていたっけ。

Mostly Mittens: Ethnic Knitting Designs from Russia
- 作者: Charlene Schurch
- 出版社/メーカー: Martingale & Co Inc
- 発売日: 2009/11/30
- メディア: ペーパーバック
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追記・上の本はロシア連邦「コミ共和国」のミトンの本ですた。
ちなみにコミ共和国の民族構成は、フィン・ウゴル系のコミ人が約25%。
フィン・ウゴル系ということは、フィンランドやエストニアと同じ系統ということになるわけで、
共通の文化的基盤として、編物が盛んだったのではないかと興味が沸いてきます。