備忘録

インターネット老人会のよしなしごとを…

カーボン(炭水化物)と油脂について。

農耕民じゃない人たち(モンゴルの人とか)は、
結構炭水化物の摂取量が少ない食生活だったりするんですよね。
炭水化物を含む食品を食べない事については、
昔の「世にも美しいダイエット」の著者が亡くなったせいか、
日本では否定的な意見が多いんですが、
炭水化物信仰って、農耕民の発想だと思うんですなぁ。
でも、炭水化物オンリーで油脂を極端に摂らないでいると、
鈴木その子さんのように早死にしたりしそうでコワイ。
んで、牧畜の歴史が浅い民族には乳糖不耐の人が多かったり。
乳糖分解のための「ラクターゼ」が作れないからなぁ。
(自分が牛乳を飲まない理由の1つです)
農耕・牧畜が発明されてから食生活が変化、人類の体もそれに合わせて変わっていったというか。


「世にも美しいダイエット」の宮本さんが亡くなったのは、
紅花油のリノール酸大量摂取のせいかなと・・・
リノール酸の摂りすぎはがんや循環器障害(心臓や脳などの血管疾患)アレルギーの原因でヤバス。
宮本さん、確か脳の血管が切れたんじゃなかったっけ。
亜麻仁油エゴマ油のようなオメガ3系だったら結果は違っていたのかもです。
また、日本人には脂肪を分解する酵素「リパーゼ」をたくさん作れない人も多いともいいます・・・
酵素不足で未消化の脂肪は、お腹で腐って大腸がんの原因にもなったりします。
そんなこんなでアブラの摂りすぎはダメポなようで。


炭水化物と油脂は未精製のものを腹七〜八分目がいいようです。
つまり油脂単独という形ではなく、含まれているまんまの形でということで☆
(魚の身からとかアーモンドみたいな種の状態で)
両者を食べる比率は、自分のご先祖が農耕民か牧畜民かで決めればいいと思います。
これは「遺伝子ダイエット」の発想にも近い気がします。
遺伝的な弱点は「メガビタミン主義」で何とかなりそうかと。
あとは潜在酵素を減らさない努力☆


「砂糖を使わない」で検索してみると、結構引っ掛かるもんですなぁ。
砂糖は純粋物質なので、一気に摂取すると血糖値上がって良くないですなぁ。
黒砂糖のように未精製だとまだマシです。

あまくておいしい!砂糖を使わない和風のお菓子 (別冊主婦と生活)

あまくておいしい!砂糖を使わない和風のお菓子 (別冊主婦と生活)

ウチの親に向いているのは後者かなと。
父親は和風スィーツ大好き人間なので、甘味を断つのは無理っぽいです。
実は父親の家系は糖尿病患者だらけなので、
自分の代には何とかせにゃ、と結構切実なんですわ。
我々の代だと、イトコが既に脂肪肝やら高血圧という話になっているので、
自分の番が回って来ないようにしたいものです。


TVのダイエット番組に出ていたチャレンジャーの方、
天かすを毎日食べていたというのにびっくら。
過酸化脂質のせいか、顔の肌がくすんでいた感じがしました。
あの番組に出なかったら、天ぷら好きだった京塚昌子さんのように
何らかの病気になっていた可能性大だったかもです。