備忘録

インターネット老人会のよしなしごとを…

「整形」美人大国?

こんな記事見つけました。

韓流ざんまい:美人大国はつらいわ 堀山明子
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070305k0000e070078000c.html

「その鼻、手術したでしょう。触ってもいい?」。韓国で暮らしていると、突然、手を伸ばしてくる人に時々出会う。
天然モノと分かると、「二重まぶたに直さないのはなぜ?」と質問が続く。
要するに、能面顔の私が整形手術をしないのは、勘違いした自信家か、よほどの怠け者に見えるらしい。

 こんな話を日本人留学生にしたら、「美人になる努力義務が韓国のほうが高いのでは」と言われた。
彼女が通うアナウンサー養成学校では、講師が受講生を並べて「エラが張りすぎ」「目が重たい」と次々に課題を指摘し、暗に整形しろと圧力をかけるという。

 最近発表された博士論文によると、女性810人に聞き取り調査した結果、
20代の61・5%、30代の56・6%が「整形の経験あり」と答えた。
この「整形」には脱毛や顔のシミ抜きが約4割含まれるので、いわゆる「整形手術」は3人に1人程度の計算になる。
高齢者や低所得者は少ない傾向があるものの、差は10%前後しかない。
「整形は一般大衆化した」というのが論文の指摘だ。

 整形経験者の75・2%が「容姿にストレスを感じる」と答え、未経験者より10ポイント高い。
「今より美しくなるなら整形する」は経験者が63・7%で、未経験者の36・3%に大差をつけた。

 美人になっても、心が軽くなっていないのが気になる。
論文を書いた慶煕大の厳ヒョン信(オムヒョンシン)さん(34)は
「整形に満足しても、美への欲望はさらに強まる」と分析する。
整形経験者の8割が「子供も整形させたい」と答えていて、欲望は次世代にまで及びそうだ。

 体重90キロの女性が全身の整形手術をしてセクシーな歌手に変身する映画「美人はつらいわ」が
昨年12月の封切りから、600万人以上の観客を動員する大ヒットとなった。
変身後に罪悪感に悩まされるが、整形の事実をステージで告白すると、
好きな男性も観客も全面的に受け入れハッピーエンド。

 あまりに楽観的な映画だが、「整形は隠さずに堂々と」と励ますメッセージになったようだ。
年明けから整形手術の相談が増えているという。

 整形を隠す社会は窮屈だ。でも、女優並みの美人が急増し、
「天然の顔」のままでいるのに理由が求められる社会になったら、たまらない。
「韓国は美人が多いねえ」と日本人男性観光客がうれしそうに話すのを聞くたびに
「美人大国も楽じゃないのよ」と心の中でつぶやいている。(ソウル支局)

毎日新聞 2007年3月5日 13時00分

はぁ〜
ちょっと前のエントリにも書いたんですが、
不幸顔の美人よりも福福しいブスカワ顔の方が絶対幸運を呼ぶと思いますが・・・
そのせいか、インドネシアあたりだと「エクボ」を作る整形が人気らしい。
自分では高すぎて可愛げのない鼻が却って悩みだったりするんですが、
「美」というのは本人の主観や社会通念の影響も大きいので難儀という感じも。
で、「形成」に近いような技術は大いに利用してもエエんじゃないかと思う方です。
シミ取りとかシワ取りとかは許容範囲だし、
顔の美醜で不利益を蒙っている場合、本人の納得できる目鼻立ちにするのはOKかと。


それから・・・整形後の性格が明るく変われば大歓迎ですが、
普通は性格までは整形できないのが限界かと思われw