備忘録

インターネット老人会のよしなしごとを…

誰か「大阪自転車日記」書いてくれないかな。

これが文庫になっていたの知らなかったっす。

東京自転車日記 (新潮文庫)

東京自転車日記 (新潮文庫)

大昔に単行本を買ってまだ手元にあるんですが、久しぶりに読み返して1997年と知ってびっくり。
20世紀だったのか・・・
泉麻人氏がブリジストンMTB「マッドロック号」に前カゴ付けて、東京中をポタした記録でございます。
で、雑誌「SINRA(シンラ)」の連載をまとめたものであるということです。
さて、サス付きのMTBがぼちぼち増えてきたのはいつ頃だったのか。ちなみにマッドロック号はサス無しでした。
自分が大学時代に乗っていた赤いMTBにもまだ無かったっけ。ブレーキもカンティ式だったしで。
街中への引越しでロードを買ったときに、後輩(男)に譲渡したのだった。
あ、少し前まで乗っていて成仏したMTBもカンティ式ですた。


今は東京で自転車、とくればツーキニスト疋田智氏というイメージなのでしょうか。
で、ポタリング的にマターリした乗り方で楽しむことを提案した先駆者の泉麻人氏のことも、
ずっと忘れないで欲しいなと思ったりします。
後継的な本といえば、吉田戦車氏のこれかなと。

吉田自転車 (講談社文庫)

吉田自転車 (講談社文庫)

これもマターリ脱力系のチャリンコ本。


追記・森羅万象をテーマにスタートした新潮社のグラフィック・マガジン「SINRA(シンラ)」、
2000年6月号をもって休刊となってしまったのは残念。猫ネタも多かった記憶が。