備忘録

インターネット老人会のよしなしごとを…

東京下町のH音のS音化とかお釈迦とか灌仏会とか。

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同じ言語内において、H音のS音化・あるいはS音のH音化というのはよく起こるようで、
モンゴル標準語のハルハ方言ではS音のものが、
バイカル湖畔のブリヤート共和国ブリヤートモンゴル方言ではH音で発音されたりするんですよね。
バイカル湖といえば、最近メタンハイドレードの採取に世界で初めて成功したらしいですが・・・
わが日本では、標準語でS音のものが、関西とか四国の徳島ではH音化したりします。


東京の下町言葉ではH音がS音化するそうな。
鍛冶職人さんの金属製品のハンダ付けでは、火が強すぎると溶けて失敗してしまうのですが、
その状態「火が強かった」を「シガツヨカッタ」と発音、それが「シガツヨーカダ」に聞こえたために、
4月8日はお釈迦様の誕生日の灌仏会(かんぶつえ)なので、
それに引っかけて、不良ロットを出したり製品を壊したりすることを、
しゃれて「お釈迦」というようになったという話があったっけ。ルーツは職人のスラングだったということか。
まぁ、今時の若い人はあまり「お釈迦」を会話の中では使わないですがw


ちなみに灌仏会ですが、今は「花祭り」ということが多いのでしょうか。
自分は仏教系の幼稚園に通っていたので、「花祭り」を懐かしく思い出します。
釈迦誕生仏像に甘茶をかける行事が旧暦の4月8日に行われるのですが、
甘茶は釈迦誕生の時に天からやってきた龍が注いだ香湯(ソーマ・アムリタ)を模したものだそうな。

アムリタ(上) (新潮文庫)

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マリーじゃないソーマだ、って違うやろ・・・
参考までにこれも。
灌仏会 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
で、日曜のアレ見てて、幼稚園の花祭りとか色々思い出したんですが。
「艦のシステムはお釈迦でダブルオーは手負い。残りのガンダムだけなら楽勝ね!」
あーあ、やっぱりヴェーダに「昭和の死語辞典」をインストールされてたんかひーたんw
結局お釈迦様どころかアニューさんが仏様になってしまったのがねぇ。
でもって、ヒリングさんには仏罰が下るんだろうか、南無南無・・・