古典に親しむためにはエロが1番かもな話w

ROBOT魂[SIDE MS] ジンクス3(アロウズカラー)

旦那さんが「朝生」を見ている間に自分はノーパソを横に置いて寝込んでいました。
猫が暴れるので変な時間に起こされたら、まだ頭がボーッとしていて、脳がサクサク働いてくれません。

さて、江草先生の「変態古典授業」のページで、28481人目の変態さんをゲットしますた(^_^)v
もしも学校の国語の「古典」の教科書が「文部科学省検定不合格」のノリだったら、
きっと授業中に居眠りする子なんていないだろうなぁと思ったものです。
今の教科書の定番「源氏物語」の若紫のロリ風味だけでは何とも物足りないというべきか。

「変態古典授業」、ガノタとしては「とりかへばや物語」の世界で想起するのは、やはり「∀ガンダム」でしょう！
似た容貌の男の子と女の子が登場する所は、「00」のリヴァアニュやリボヒリにも通じるものがありますね。

で、あの山陰公主さまが褚淵に「アレがトランザム寸前じゃないさ！あんた男じゃないのぉ？(君須髯如戟、何無丈夫意)」と、
誰か(ってヒリングだろ)のような口調で迫っているのが聞こえた気がしました。
アレの場面、原文では「須髯如戟」となっているのですが、
戟から、量産MSの「ジンクス」を連想してニヤニヤしてしまったり。「ジンクス」は矛持っているしで。

中国では「須髯如戟」が成語になっているとはねぇw
成語詞典/須髯如戟
須髯如戟
元々の出典は「南史」の褚彦回伝ですが、実はこちらからの引用が「資治通鑑」、孫引きが「通鑑記事本末」という関係になります。
三毛にゃんと問題のページです。

山陰公主淫恣。悦褚彦回、以白帝。帝召彦回上閣宿十日。
公主夜就之、備見逼迫。彦回整身而立、從夕至曉、略不移誌。
公主謂曰「君須髯如戟、何無丈夫意。」彦回曰、回雖不敏、何敢首為亂階。

ウェブで普通にユニコードとかオープンタイプフォントが使えたら、異体字で苦労しないのにと思います。
DTPソフトのインデザだと楽勝なのですが。

実は、あの「寂しいなら慰めてあげるけど？」の場面で、真面目な美丈夫を誘惑する図式から、
「ポルノ漢文問題」の「須髯如戟」の故事を思い出したのがそもそもの始まりだったというわけです。

そういえば、魏晋南北朝時代の中国史では「音容兼美」と言われるほど美しい声と優しげな美貌を持ちながら、
勇猛で知られた北斉の蘭陵王はティエリアとイメージが重なったりしてね。
でも蘭陵王、戦場においては実は「仮面の男」だったりしたので面白いですなぁ。
ティエのルックスでやってることがハムってのは萌えるぞ・・・

中国語のわかる方のために、参考になるリンクを貼って置きますた。まずは中国版ウィキペディアから。
劉楚玉　維基百科，自由的百科全書　劉楚玉とは山陰公主の本名。
褚淵　維基百科，自由的百科全書　山陰公主に強チンされかけた人。
何戢　維基百科，自由的百科全書　山陰公主の夫。
実は褚淵さんと何戢さんの2人、後に仲のいい友人になったというから笑ってしまいますよ。

百度百科です。
山阴公主

書き下し文とか現代語訳はぼちぼちと。そろそろ夕食でも作ろうかな・・・