フェニー(フェティーナニードル)は魔法の一本針の子供だったらしい。

たまたま、北九州市関連のサイトを探していて発見。
北九州ブログさん　学びの場 - ■ビーズジュエリーをつくろう！

九州にまだ６人しかいないという、ビーズジュエリー・フェティーナ講師の小山裕子先生にお話を伺いました。

――フェティーナって何ですか？
「簡単に言うと、純銀や金線を“フェニー”という独自のかぎ針で編んでいく手芸です。天然石やパールなどを一緒に編み込むのですが、
石だけでなく糸に銀や金を使うので従来のビーズアクセサリーよりもゴージャスな印象。ジュエリー感覚で付けられる作品が作れるのも特徴です」

つまり、いわゆるビーズ手芸に、“編み物”の要素を加えたイメージ。
メリヤス編み、カギ編み、アフガン編み、クンスト編みなどを１本の針で編めてしまうのが毛糸の編み物でいう「一本針」ですが、
これをフェティーナ用に独自改良したかぎ針“フェニー”で純銀や金線を編みながら創作します。
実はフェティーナが考案されたのは2005年頃の話。徐々に一般に公開されはじめたのは昨年からという最新のビーズ手芸なのです。

魔法の一本針の独自改良バージョンが「フェニー」とな！
ということで、ネット芋掘り開始。で、フェニーが楽天市場で売られていることが判明しますた。
こちらは2mmで0号相当。あのサンカ手袋(簡易版)か、中細のゴム編み部分に使えそうです。
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こちらは3.5mmで4〜5号相当。合太毛糸に使えますね。
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中細毛糸に1番使えそうな3号相当の3mm「フェニーＮo３０＋AWﾐﾆ#30」は売り切れだったものの、
こちらのキットに付属しているのでラッキー。で、いずれも定価より安いらしい♪
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どの太さのものも、後から鎖編みをほどく作り目の時に、目を拾い出すのに重宝しそうではあります。

従来品の魔法の一本針はプラスチック製で細いものは6号まですが、
改良型のフェニーは金属製で2mm(0号)・3mm(3号)・3.5mm(4〜5号)の3サイズです。
これで魔法の一本針のラインナップは、レース用とジャンボ針以外は全て揃ったことになるのか・・・
(レース用は物理的に細すぎて編むのは無理だと思われます)
「フェニー」はワイヤーを使ったビーズジュエリー「フェティーナ」用に金属に素材変更して、強度も申し分なし♪
ただその分、素材そのものと工賃でコストアップしたのか、従来品より高めになっているようです。
自分で竹針から自作したものとの使用感を比較してみたいのでポチッしますた。

ところで・・・
「フェティーナ」の作品自体は、素材もデザインもフェミニンでマダム向けなものが多い気がするので、
若い子向けのカジュアルな雰囲気のデザインが増えてくれば普及するのでは、と思ったりしました。
ビーズ針とテグスで作るビーズアクセは昔作っていたものの殆どノーマークだったから、
作るもののジャンルが編み物オンリーだと、ジャンル違いの領域のネタは一生無縁で終わりそうな気がします。
さて、フェニーに関しては、魔法の一本針発案者の先生や日本ヴォーグ社との関係はどうなっているのかが謎。
大人の事情があるのかも知れません。

てか、編み編みしている場合と違うやん。確定申告が終わってへんがなー！