備忘録

インターネット老人会のよしなしごとを…

平安初期に起きた「貞観(じょうがん)地震」の規模はマグニチュード8.4と推定されたそうな。

平安時代地震の記録が載っている「日本紀略」です。

新訂増補 國史大系〈第10卷〉日本紀略(前篇)

新訂増補 國史大系〈第10卷〉日本紀略(前篇)

869(貞観11)年7月に発生した、貞観地震と今回の地震が酷似していると注目されているらしいです。
今回の東日本大震災マグニチュード8.8で、貞観地震以上のものでした。
ネットで芋掘りしていると、色々な情報が出てきます。
宝永地震と並んで日本史上最大の地震であり、当時の死者は約1000人。殆どが津波による被害。
それでもマグニチュードは8.3〜8.6で、今回の東日本大震災がいかに凄いものだったかと思わざるを得ません。


でもね・・・これだけは言える。
平安時代には原発なんて無かったんだってばよ


追記・とうほぐ大の鯖が落ちてるんじゃまイカ。キャッシュからしか見られなくなってるよ・・・
(現在は復旧している模様)
津波災害は繰り返す(キャッシュ)
http://web.bureau.tohoku.ac.jp/manabi/manabi16/mm16-45.html
陸奥国府(今だと県庁ですか)も水没したってマジですか・・・

津波堆積物の周期性と堆積物年代測定結果から、津波による海水の溯上が800年から1100年に1度発生していると 推定されました。
貞観津波の襲来から既に1100年余の時が経ており、津波による堆積作用の周期性を考慮するならば、
仙台湾沖で巨大な津波が発生する可能性が懸念されます。
伝承や文献記録の内容が全て真実であるとは限りません。
しかしながら、1100年余の時を経て語り継がれた 仙台平員長野での災害の発生は、
幸運にも、津波の科学的研究を通してその正当性が実証されました。
こうした 破壊的な災害には、数世代を経ても、あるいは遭遇しないかもしれません。
しかし、海岸域の開発が急速に進みつつある現在、津波災害への憂いを常に自覚しなくてはなりません。
歴史上の事件と同様、津波の災害も繰り返すのです。

怖い、怖すぎる・・・


追記・いつの間にマグニチュード9.0に上がったんだろう。