備忘録

インターネット老人会のよしなしごとを…

前に進むということと、勇気ある撤退ということ。

あるブロガーさんが、自分が所蔵していた将来読むあてのなさそうな文庫本を処分する、
という近況話を書いておられたっけ。
件の本の山が、いわゆる名作・名著と呼ばれるものであっても、
「自分の人生が1ミリでも前に動いていかない」書物の場合は、
たとえ苦労して読了したとしても意味を成さない、そんな話だったような。
確かにこれは言えてるなぁ、と思ったものです。


そういえば・・・延べの年数で10年以上関西に住んでいた友人が仕事を整理して、
今日郷里にUターンします。
向こうに帰ってからまた新しい事を始めるのかも知れません。
身辺の整理というのは、実は双六や人生ゲームにおける「1回休み」のようなもので、
次の回には一気に進むということも有りだという気がしています。


自分の場合は、ここ数年の間に仕事を整理してネット関連に絞ったことが、
「1回休み」になっているという感じでしょうか。
以前は教育や福祉などに手を広げていたのを、少しずつ縮小してきたもので。