備忘録

インターネット老人会のよしなしごとを…

麻はエライ。

昔、というか80年代までの「麻」は、裏地つきのスーツを小麦肌のセレブが夏限定で着ていたイメージ。
今の「麻」はナチュ好きな人が裏地無しで素朴なデザインの服を年中着ているイメージが浮かびます。
仕事が変わってから、外の仕事用に着ていた合繊のアイテムが減って、
天然繊維の普段着が増えたせいか、あせもや痒みや静電気といったトラブルも減ったようです。
とりわけ、今年は猛暑だったのにあせもで悩まなかったのはリネンやラミーのおかげ♪


リネンなどの麻の仲間って丈夫で長持ち、といってもとんでもなく長持ちするから凄いっす。
ン千年前のエジプトのミイラの包帯のリネンの布がまだ残っていたり、
奈良時代正倉院御物の「麻布菩薩」がまだ残っていたり、
耐久力は歴史の中で折り紙付きでございます。


最近、派手なオレンジ色だったので仕舞ったままになっていたリネンの生地を地直ししますた。
20年くらいは経過していそうなものです。
今は自然な色のものが主流だけど、昔の方が色のバリエーションは豊富だったかも。
それらの派手色リネンは肩パッドがテンコ盛りなジャケットと、
タイトなシルエットのスカートを組み合わせた裏地付きスーツにされるのが80年代の必殺パターン。
今は原色系は流行線上でないので、キレイ色のリネンは差し色で使うのが無難そうです。
何だかこういう雰囲気の作品が多いですなぁ。服だともろ体型カバーできる感じのシルエットでw

リネン&コットンと暮らす。Vol.3 (Heart Warming Life Series)

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でもって、家ではいてるのがジャージからリネンのイージーパンツになっても、
脱力しまくり色気ナスという点は変わって無いようなので反省。