浅野忠信さんのチンギス・ハーン映画とかカラホトの呪いとか。
映画『MONGOL−モンゴルー』公式サイト 4/5公開♪
http://www.mongol-movie.jp/
新シルクロードの旅〈第3巻〉西安・カラホト・青海・カシュガル―悠久の古都の路地から、天空の青い海へ
- 作者: NHK取材班
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/12
- メディア: 大型本
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まぁ、最近トルグート・モンゴル族の強制移住が問題化している場所なんですがw
昔むかし、九州大学の岡崎敬先生のグループとNHK取材班が、
「カラホト」を調査したことがあったんですね。
で、現地のトルグート・モンゴル族のタムドンさんというおじいさんが、
祟りがあるので現地のモンゴル人は遺跡の中には立ち入らない、という話をしたのです。
チンギス・ハーンに攻められカラホトが陥落した時、
最後まで防戦した「バティル」という西夏の将軍がそこで戦死して、
モンゴル人に呪いをかけたそうな・・・
それでも九大とNHKの皆さんは調査と取材でひるまず遺跡の中に!
呪いの方は、日本人だったんで無問題だったようですw
さて、浅野忠信さん主演『MONGOL−モンゴルー』ですが、
浅野さんは全編モンゴル語の台詞で演じきったというからさすがです。
この点だけでも某○町さんのチンギス・ハーンを越えたと自分的には思います。
欲を言えば中世モンゴル語だともっと良かったのかな。
というか、浅野さんタイプの顔ってモンゴルに普通にいたりして(笑)
映画に出てくるタングート(Tangut)は、チベット系で11世紀初めに西夏を立てた民族。
チベット(ノД`)・゜・
漢語の当て字表記は「党項」。
かつて渡瀬恒彦さんが映画『敦煌』で西夏の王・李元昊を演じたのでした。