備忘録

インターネット老人会のよしなしごとを…

手縫いとか足踏みミシンとか復権して欲しかったり。

ミシンでぞーきん縫ってると、猫で若い子みんな(にぃ以下4匹)が手を出すからコワイっす。
トイレでミシンは無理なので手縫い作戦かw
3年以上経つと大人になって落ち着くというか、興味を示さなくなるみたいなんですが。
コンセントはあるものの、さすがにミシンを置く場所はナス。
まぁ何といっても、さすがに「便所」ですからねぇ。


和裁について考えてみると、着物は本来手縫いで縫われるものであって、
今でもベトナム製の安価なゆかた以外、普通は手縫いで作ってるんですよね。
そういえば、母方のばーちゃんは聴覚障害者だったけど和裁が得意だったっけ。
欧米でも産業革命以前は洋服だって手縫いだったしで。マリー・アントワネットのドレスとかね。
ヨーロッパ辺りのアンティークのブラウスなんて、丁寧な手仕事で作られていたりするからなぁ・・・
なわけで、針と糸と布持って風呂場に逃げようという話でございます。


手縫いに特化した型紙を販売しているサイトも。
手縫い服型紙販売 アトリエ KARINさん
手縫いの本も♪この方は現在の第一人者でしょう。

基本からはじめる手ぬいレッスン

基本からはじめる手ぬいレッスン

ちなみに森南海子さんの手縫いの本が高校の図書室にあった(九条つながり?)んですが、
和服や和裁のデザインやテクニックの印象が強くて、女子高生が着られるデザインが無かったんですね。
熟年の方向きにはよかったのですが・・・
母親によると、祖母が縫った着物は「着ていて楽」という評判だったらしい。
で、手縫いをされている方のblogを回ってみると、時間がかかるものの柔らかい仕上がりになる、という感想が。


何でも、日本で初めてミシンを使ったのは、あの篤姫さまなのだそうです。
大河ドラマでもそんなシーンあったような記憶があります。
ミシンはペリー提督からのプレゼントだったとか。ってことはアメリカ製?
マスザワミシンさん こちらに色々詳しい話が♪
実家に伯母からもらった足踏みミシンがあったのを、オカンが1番下の叔母にあげちゃったんですよね。
あれで家庭科の宿題を作ったのに、その叔母がミシンを処分してしまったのがまた残念で。


独断と偏見かも知れませんが、使い捨ての衣服が増えたのは、ロックミシンのせいかと思われ。
作業が簡略化して衣服の大量生産が可能になった反面、
安価で簡単に作れるから大事に着なくなってしまったような気がします。
手縫いや足踏みミシンだと、電気も使わないからエコですな。