備忘録

インターネット老人会のよしなしごとを…

東良美季氏は名悪役・戸浦六宏氏のご子息。

猫と暮らすと、いつか人間が見送る日が殆ど必然であるかのようにやってくるわけで・・・

猫の神様

猫の神様

「猫の神様」は、いわゆるペットロス系の本の範疇に入るのかも知れませんが、
著者と同じように、年の近いおっちゃん猫を次々見送ったことがありました。


東良美季氏のはてダは最近更新されていないのが残念。
追想特急〜lostbound express


さて、東良氏のお父上の戸浦六宏氏は、ご年配の方は時代劇などでおなじみの顔だったと思います。
母校の京大では大島渚監督の同志みたいな存在だったらしいですね。
そんなこんなで元々プロレタリア演劇あたりに関わっていた人だったようです。
それが、なぜか時代劇の名悪役としてお茶の間で知られるようになったのだから、人生は本当にわからないといいますか。
悪代官とか悪徳商人とか、思いっきり体制派側やん、という感じの役が多かったのが何とも皮肉でw


ところで、1番印象に残っているのが田村正和主演の時代劇「運命峠」に出てきた、
主人公の敵役の忍者「闇の七兵衛」だったっす。
まさに蛇みたいな迫力のある演技でございました。ようつべにも当時の画像などがないようで残念。
OPの曲は鼻歌で歌えるんですが(笑)
宇宙戦艦ヤマトの「アーアーアアアアーアー・・・」の女性ボーカルに似ているな、と思っていたら、
作曲者が同じだったとは。
で、田村正和ファンのオカンと一緒に「運命峠」を見ていたら、
千姫様役の女優さんががいきなりヌードになって、しかもお尻がどアップで写ったから、
実家のお茶の間の空気が微妙になったの覚えてますわorz
てか、自分が歴女になったのはオカンのせいだと思う・・・


さて、戸浦氏のご子息の東良氏に話を戻すと、東良氏の本、
ヌコと暮らしたことのある人・現在暮らしている人は、涙ガラガラ必至かもです。
今頃はお星様になった2匹のヌコ兄弟も、戸浦六宏氏と同じ天国から見守っているような気がします。
で・・・プロレタリア演劇の世界に身を置いたお父さんと、AV業界の仕事にも関わっていた息子さんと、
ある意味よく似た「反体制」親子だったのではないかと思えてきますがどうなんだろう。


おまけ・東良氏のメインのblogにあったリンクで見つけた爪研ぎ対策グッズです。
http://www.softclaws.com/default.asp
「ソフトクロウス」はマニキュアのように塗って爪研ぎ防止するらしい。