備忘録

インターネット老人会のよしなしごとを…

ドルジとソロンゴスとレアアース。

さて、こんな記事を見つけました。
朝青 尖閣で千金 ホリエモンとレアアース採掘へ

横綱朝青龍ドルゴルスレン・ダグワドルジ氏が、
ライブドア最高経営責任者ホリエモンこと堀江貴文氏とのタッグで国際ビジネスに乗り出す可能性が出てきた。
元朝青龍関は3日に東京・両国国技館引退相撲を行い、約1万人が詰めかけた。383人がはさみを入れたが、
その中の1人である堀江氏は尖閣諸島沖の漁船衝突事件で中国からの輸入が滞るレアアースに注目。
モンゴルに眠るレアアース採掘となれば、引退後いきなりのビッグビジネスとなる。

元朝青龍関にビッグビジネスのチャンスが転がり込んだ。尖閣諸島沖の漁船衝突事件をめぐる問題で中国から日本への輸出が滞っているレアアースを、
ライブドア最高経営責任者(CEO)のホリエモンこと堀江貴文氏とタッグを組んで採掘する可能性が出てきた。

共通の知人を通じて数年前に知り合ったという堀江氏は、この日の引退相撲ではさみを入れるために出席。
その場で元朝青龍関の将来プランについて、「モンゴルでビジネスをやりたいみたいだね」と切り出したかと思えば、
「自分も昔モンゴルの銀行を買収しにいったことがある。その関係でモンゴルに興味を持った。レアアースとかもある」と続けた。

レアアースといえば、ハイブリッド車などのエコカー、家電製品などに使用されるが、そのほとんどを中国からの輸入に頼ってきたのが現状。
ところが、尖閣諸島沖の漁船衝突事件で中国側がレアアースの輸出一時停止を“対抗策”として打ち出していた。
これを受けて菅政権は、2日にバトボルド首相と会談し、モンゴルから調達する方針を固めたばかり。

堀江氏も「モンゴルの資源は実はあまり発掘されていない。地下資源が眠っていて将来有望。
モンゴルには羊毛とかだけじゃない。ビジネスチャンスがある」と大いに興味を持っている。

そのパートナーとして元朝青龍関と手を組む可能性はあるか? との問いに「ないことはない。とにかく(元朝青龍関は)頭がいい。
頭がよすぎるんですよ」とビジネスマンとしての才覚を認めている。

「採掘権を取った方がいいと思う」と具体的な話もする堀江氏。
引退相撲では菅首相と会談したバトボルド首相や地下資源を担当するソグリド鉱物資源・エネルギー大臣もはさみを入れた。

ビジネスマンとしてのスタートが、いきなり両国の経済を結ぶ大事業に発展する可能性はある。

で、元朝青龍関の断髪式のサポート担当は、ホリエモンの友人として知られる、
マネーの虎尾崎友俐氏の「株式会社オリエンタル」でした。
株式会社オリエンタルさん プレスリリース


でもって、尾崎氏のblogで、歴史的・民族学的に面白いものを発見してびっくり。
◆おざきゆりの沖縄移住Blogさん ◆モンゴルの夜。2010年09月19日
こちらの1番最後の写真に、中世のモンゴルで上流女性が着用していた帽子「ボグダク」を、
5人の女性が被っているシーンがあったのです。
CMの撮影とのことですが、時代劇仕立てなのかな。完成したCMを現地の方がようつべにうpしてくれないかと期待(・∀・)
面白いといえば、blogに復縁したタミルさんの話題が!元の鞘に収まったようでよかったですね。


さて、ボグダク着用の例として、元の世祖・フビライの后だったチャブイ(チャビル・チャブンとも)皇后の肖像画があります。

このお后の没年は1281年、あの弘安の役と同じ年なのです。で、この方の長男の名前は「ドルジ」。
まぁ、「ドルジ」はフビライの息子でもあったわけですから、何とも面白いですね。
ちなみにボグダクのその後ですが、元が滅亡してモンゴルの故地に引っ込み、近世に入る頃には廃れてしまったそうです。
もっとも、現代のモンゴル国の時代劇映画やドラマではその姿を見ることができます。


何はともあれ、昔の不幸な歴史の元寇のことはともかく、ホリエモンとドルジの強力タッグに期待です。
(ドルジの実家は大財閥だしw)
マジで頼んまっせ!


で、ドルジ「キ○チ野郎!」事件の裏がちょいと気になるといいますか。
あれって実は、ジパングとソロンゴス間の、レアアースなどの資源獲得競争が絡んでいるのではと思ったり。
その辺を続きで、あの「東方見聞録」の雰囲気で書いてみようと思ったものの、
芋掘りすると危ない話が結構出てくるから、ちょいとgkbrしてきますた。
自分はまだまだ長生きしたいから、今回は見送ろうということでw


当たり障りのない感じで言うと、
結局ソロンゴス側としては、国辱的な「キ○チ野郎!」発言をしたドルジにニセuyokuを放ったり、
ジパングのソロンゴス系893の手引きで暴力事件を起こさせ、意趣返しをして潰したのだろうなと。
ついでにモンゴルの対日感情も悪化させることができれば、彼らにとっては2重にウマーでしょう。
現地での対日感情が影響して、レアアースなどの資源獲得競争では日本より有利に立てるかも、なんてね♪
ただ、今のモンゴルでは反ちうの方がもの凄かったりしますが。
あ、技のデパートモンゴル支店の方の引退話にも、在ジパングのソロンゴス系893が関与ってホンマ?


おまけ・合作テレビドラマ「マルコ・ポーロ シルクロードの冒険」で、売れる前の石田純一さんが、
フビライ・ハーンの次男で皇太子の「チンキム」役をやっていたのも懐かしい。
チンキム皇太子は、父フビライよりも先に没していますが、石田さんもしっかり「病弱」演技だったなぁ。


追記・実は「ソ連科学アカデミーとティムールの呪い」のネタを先にまとめる予定だったのですよ・・・
それにしても、昔の「NHKシルクロード取材班と岡崎敬センセとカラホトの呪い」の話といい、
遺跡や霊廟なんて場所は、昔から怪しい話や香ばしい話に満ちているのが相場らしい。