Google、死海文書の全文をオンライン公開へ、とな。
オカルト(隠れた智)ファンもえう゛ぁファンも、気になっている話題かも知れませんね。
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各国の図書館やアーカイブと協力して紙文書のデジタル化を進める Google が、
今度はイスラエル当局と組んで死海文書のオンライン公開に取り組みます。
死海文書といえば、1940年代に偶然発見されるまで約二千年ものあいだ洞窟に隠されていた
ユダヤ教・キリスト教関連の写本群。学術的に極めて貴重な資料であると同時に、
一部の復元・公開が遅れたことから「権威をひっくり返す記述が発見されたので隠蔽しているに違いない」
との陰謀論を呼び、挙げ句はフィクションの世界でも「人類の起源を巡る重大な真実が!」といった
尾ひれつきの定番小道具になってきました。今回のプロジェクトは所蔵するイスラエル考古学庁 ( IAA) と Google の協力により、
大量の写本の断片をマルチスペクトル画像技術でデジタル化し、
周辺資料や翻訳とともにオンラインのデータベースとして公開してゆくもの。
ゲームなどに登場する「死海文書」やら「エノク書」の印象では
そんなものを公開して大丈夫か?といいたくなりますが、
かつての撮影技術では見つからなかった要素が発見される可能性とともに、
オンライン公開することで広く今後の研究に活用する(そして現物の劣化を防ぐ) 有意義な計画です。
問題ありません。
公開されたら某奥の院が吹っ飛ぶ、なんて噂も出ているようで、何やら気になるというか。
それにしてもグーグル先生、やはりヴェーダになりたいのだろうか。
関係ないけど、新ガンダムのキャラデザがショタ風味のせいか、
放映が近づいてきてもあまりワクワク感がないのが我ながら変です。