備忘録

インターネット老人会のよしなしごとを…

やっぱりSINGER製編機「LK100」と日本のシルバー精工のあみむめもには互換性があった!という話。

グーグル先生で世界中を芋掘りしていて、何と日本製のキャリジを装着しているニッターさんを発見!


My Knitting Machinesさんの、
Thursday, May 17, 2007 Extension of LK100 and LK/HK Carriage Compatabilities
ブログ主さんはクラリスさんという方です。カリオストロの城のあの姫様とお名前が同じなのですね。
クラリスさん、SINGER機「LK100」2台をバラして、針数が多いのと少ないのとを作っていらっしゃいました。
大きな方の針数は何と162に♪小さい方は18です。お孫さん用にってのが(・∀・)イイ!!
自分はシルバー精工ので同様に作って、セラフィムとセラヴィーになってますw
で、注目すべきは、キャリジの互換性の話でございます。
SINGER製のキャリジの裏面の写真を見てびっくり。何と、日本製「あみむめもシリーズ」と全く同じではありませんか。
やはりシルバー精工OEMだったということなんでしょうかね、これ。
そもそも、あみむめもシリーズの型番は「LK100」から始まっていて、
米国のSINGER製も、何と全く同じ「LK100」なのです。
ちなみに日本製の商品展開では・・・


シルバー精工の輸出仕様は6.5mmピッチの「LK140」と後継機「LK150」で、
LK140とLK150との違いは針数のみで、それぞれ140と150になっています。
日本国内では、

ちなみに9mmピッチ機では、

  • 針数90「あみむめも LK100」〜「あみむめもP's LK100T」
  • 針数100「ページワンPAGE-ONE SK2000」〜「ページワンPAGE-ONEあめーる SK2300」


上記、オークションで探している方の参考にドゾー。
9mmピッチ機で針数が多い機種が欲しい人の需要はあるのかなと。
2台をバラして合体させれば無問題かもですがw


実は、SINGER製の編機には「HK100」という型番もあって、これはLK100の前の製品らしい。
この編機は本体の下が金属で補強されているのに、キャリジはプラスチック製というのが面白いです。
まるでスチール編機とプラスチック編み機のエエとこ取りのような感じ。
画像検索すると、チョコレート色のボディがオサレですね。この製品の互換性はどうなっているのかということで。

  • SINGER製HK100 ・・・8mmピッチ(中途半端やなぁ)
  • SINGER製LK100・・・ 9mmピッチ
  • SILVERREAD製あみむめも・・・9mmピッチ
  • SILVERREAD製LK140と150・・・ 6.5mmピッチ(ハンズフレンドと同じだお)

微妙なサイズの8mmピッチとは。
あのクラリスさんも9mmピッチのものを流用できないとダメ出ししていらっしゃいました。


国産の中古が見つからず、eBayなどで海外製を探している方は、
SINGER機「LK100」や、輸出仕様のSILVERREAD「LK140」と「LK150」もオススメします。
ただ残念なのは、brother製の「るーぱる」とは互換性がないことでしょうか。