インドで編まれているチベタン風手編み靴下が美しい♪
インド領だけどチベット文化圏のラダックで、編み込みの靴下が作られていますた(*⌒▽⌒*)
去年だったか、靱公園の横のカンテグランデで売られていた、
インド雑貨(生産された地方不明)の靴下よりもゲージが細かい感じのものです。
http://www.aizora.com/product/47
こういうものには物欲魂に火が付くので困るなぁ、というか手元に置いて編み方を調べたくなります。
で、自分でも編んでみて再現というパターンになりそうなw
件の靴下周辺について、さらに芋掘りしてみると・・・
同じインドのヒマーチャルプラデーシュ州でも少数民族の農民が冬の内職で編んでいるという情報が。
ちなみにラダック地方はというと、北どなりのジャンムー・カシミール州にあります。
あの辺りは印パ戦争とか中印紛争とか、昔から領土問題がややこしい地域なんですよね。
で、インド北部のジャンムー・カシミール州・シッキム州・ヒマーチャル・プラデーシュ州・
アルナーチャル・プラデーシュ州には昔からチベット系住民が住んでいて、
そこに、ちうごくの弾圧から逃れて多数のチベット人が亡命、
そんなこんなで「小チベット」と呼ばれている地域だったりします。
おっと、ヒマーチャル・プラデーシュ州のダラムシャーラー(ダラムサラ)には、
ダライ・ラマ14世猊下のチベット亡命政府がありますね。
ところでちうごくはというと・・・
「インド領でもチベット人が居住している地域は全部ちうごくの領土」という立場を取っているらしい(`Д´)
ネットの芋掘りで、インドのチベット靴下には2種類の系統があると書かれたblogを発見。
ヒマラヤンコルラ〜恋する惑星インド探検記さん 2010-04-23 素晴らしきインド製品
ヤクとアンゴラの靴下
ラダック土産のヤクウールで編んだ靴下と、ヒマーチャル土産のアンゴラウールで編んだ靴下。RS.200〜270
日本の寒い冬に、デリーの底冷えする冬に大活躍の毛糸の靴下。
アンゴラは素足で履くとフカフカで気持ちよい。ヤクの毛糸は春先だと汗をかくくらいにガッシリしていて暖かい。
我が家は実家のお祖母ちゃんも愛用中。
柄はラダック製の方が温かみがあり上品。ヒマーチャル製は派手でサイケデリック。笑)どっちも大好き。
通販サイトなどでも情報を拾ってみると、こういう感じらしいっす。
- 北のジャンムー・カシミール州ラダック地方・・・ヤク毛糸製でナチュラルカラー
- 南のヒマーチャル・プラデーシュ州スピティ地方・・・アンゴラ毛糸製でカラフル(※メリノウール製も通販で発見)
南の系統の靴下は、ヒマラヤの山間の町マナリやクルで入手できるとか、
そこらへんで編んでいるおばちゃんがいるとか、ひょっとしてオカンアートなのかw
靴下は雑貨の集まるデリーでも激安で入手できるらしいとのことですが、
カンテグランデで売られていたものは、デリーで仕入れた可能性が高そうです。
今年はまだ靱公園や本店などの店舗の雑貨をチェックしていないけど、
あるのかないのか・・・
「インド 靴下」で画像検索すると、てんこ盛りで出てきて至福・眼福でたまりません( ^ω^ )