備忘録

インターネット老人会のよしなしごとを…

どうして大麻なんかに手を出したんだよ(泣)

大麻入門 (幻冬舎新書)

大麻入門 (幻冬舎新書)

また大阪か!また大麻か!という話でございます。
こういうネタで書くと、自分がナニモノであるか特定されてしまうかもな感じなので結構悩ましい所もあったといいますか。
自分は昔の小島先生をちょいと知っている人間なので、余計に「なんちゅうアホなことを・・・」とまだ半分信じられない所もあります。
で、イバコーのような進学校から、あの伝説の困難校「ノエコー」に飛ばされてきっとご苦労されたことだと思います。
小島さんは小柄な方だったから、イカツいDQNがいたりすると大変だったんぢゃまいか。
(「ノエコー」に関しては、大阪以外の方は「ぬまっき」と同レベルの高校を思い浮かべて下され)
というか、ニュースの写真を見て、昔より小島センセの髪の毛がかなり寂しくなっていたことに驚いたです。
大阪市東成区中本って、かつて住んでいた生野の今里からは近い場所なんですね。


ちなみに福井高校も、後輩の弟があの悪名高い「地元集中」制度でねじ込まれそうになった高校。
結局のところ、後輩の弟は嘉門達夫さんとマッキーの母校のカスコーに進学。
あの悪平等を絵に描いたような地元集中制度って結局何だったのかと。
で、例の事件のニュースです。

46歳で昇進…エリート教頭まで大麻汚染 上昇志向、几帳面さも

薬物汚染が学校管理職にも及んでいた衝撃の事実に、関係者から一斉に驚きの声が上がった。
大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕された大阪府茨木市の府立福井高校の教頭、小島靖司容疑者(49)=大阪市東成区中本=。
府教委や元同僚らによると、小島容疑者は熱心な勤務態度で知られ、昇進の早いエリートコースを歩む一方、几帳面(きちょうめん)な一面も持っていたという。

府教委によると、小島容疑者は大阪市大卒。昭和59年4月に採用され、島本高校(島本町)や茨木高校(茨木市)、住之江高校(大阪市住之江区)で社会科教師を務めた。

平成14年9月からは府教委児童生徒課に勤務し、小中高生の進路指導を担当。17年4月に高等学校課教育振興グループに配置された際は、学校運営のサポートなどを担当した。
福井高校には19年4月から教頭として赴任。当時46歳で、関係者によると、府教委でも早い昇進で「エリートコース」だったという。

府教委幹部の一人は「まじめで、悪い評判は聞いたことがない。学校訪問なども熱心にやっていた」と驚いた様子。
別の幹部も「教育委員会にとってただ事ではない出来事。指導する立場の人間が大麻を使っていたなんて」とうなだれた。

一方、一緒に働いたことがあるという元同僚は逮捕の一報に「要領をかますというか、口がうまいタイプ。
上昇志向が強く、偉くなりたいという思いが強いという印象をもっていたが…」と言葉を詰まらせた。

昔の記憶では、喋りというか説明はうまかったんぢゃまいか。教師の仕事は喋ってナンボw
元同僚さんも自分が知っている人かもな悪寒がします。
当時は滑舌が悪かったという印象は無かったから、やはりガンジャの影響か?
それにしても、地歴科(地理担当)の小島さんが「山の老人」とハシーシュの故事を知らないと言うことは無いはずではと。
あとは、ジャマイカの文化的な話なんかも。
でもって、自分がしでかしたことで家族の生活が一変してしまうこと、
生徒への悪影響も必至という所に考えが及ばなかったのだとしたら、
それは大人の漢としてあまりに無責任過ぎるんぢゃね、と思うのです。
出世の足を引っ張る気の弱さでも持ち合わせていたんだろうか。心の隙間を葉っぱの煙が埋めてくれてたのか。
ヒラ教員と管理職の退職金の差なんて、ぶっちゃけ車1台くらいしか違わないのに無理していたのかなとも。
高校の場合、旧帝大系・難関私立大・駅弁系公立大とそれぞれの院卒者との間の微妙な空気ってのがあるから、
市大学部卒の小島さんが「管理職になって東大・京大・院卒に勝つ」なんて考えていた可能性が無かったとは言えないしで。
で、大阪では出世目的であえて困難校に転勤する人がいたりするからなぁ。
お金や肩書きを得るために無理をした結果、精神的にぶっ壊れたり、葉っぱ中毒になったら意味無いというかねぇ。


グーグル先生でこんなページを見つけました。
http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/geo/ja/alumni5.htm
運営委員に名前がありますた。で、先生の後輩の方の卒論のタイトルが・・・
日本における「大麻」をめぐる言説と生産地域との関係性とはびっくら。

現在、日本において大麻大麻取締法等の法規制等によって麻薬取締り行政の規制の対象となっている。
しかしながら大麻は規制が行われる以前の日本において繊維採取目的、いわゆる「アサ」として盛んに栽培が行われていた植物であった。
現在、その栽培面積は衰退の一途を辿っているが、伝統工芸品などの特殊需要に支えられ今なおその栽培を続けている地域が存在する。
本稿ではその大麻生産地域ならびに「アサ」としての語られる大麻言説と社会に様々存在する大麻解放論、
麻薬取締り行政などをめぐる言説との関係性を見ていこうとするものである。

この卒論を書いた大学の後輩の方は、きっと今頃は複雑な気持ちになってそうです。


おまけ・小島先生も勤務していた某高校関連のサイト。まだあったのねw
http://suminoe.hp.infoseek.co.jp/
住之江区 大麻」でグーグル先生に訊いてみたw
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4ADBF_jaJP317JP317&q=%e4%bd%8f%e4%b9%8b%e6%b1%9f%e5%8c%ba%e3%80%80%e5%a4%a7%e9%ba%bb
大麻栽培工場って去年だったっす。住之江も色々あるもんだ。安立の引きこもりのアレだとかねぇ。