備忘録

インターネット老人会のよしなしごとを…

フビライ・ハーンから呼ばれた?

さて、「元史」の中で、フビライ1代の事跡を記したのは、「世祖本紀」なのですが、
その中に"可建國號曰大元、蓋取易經「乾元」之義。"という記述があります。
で、その元ネタが『易経』の巻一にある「乾」の項目にあった、
「彖曰、大哉乾元、萬物資始。」なのですね。
ぶっちゃけて言うと「全ての始まり」という意味に。
ガンダムの「THE ORIGIN」かいっ、な感じというか。

元朝の正式な国号は「大元大蒙古国 (Dai-ön Yeke Mongγol Ulus) 」で、
モンゴル語でイエケは大きな、ウルスは国という意味になります。
で、フビライ様のお蔭で移動先がほぼ決まりそうな予感。
実は、元朝ゆかりのある物が、見に行った先の物件に残されていたという話です。
ただ、そのもの自体はこれから撤去される可能性が高いと思われるのが(´д`)


こちらの「元史日本伝」にはあの蒙古襲来の顛末が載っています。
日本側史料の「八幡愚童訓」と合わせて読むのをオヌヌメ


南無八幡大菩薩といえば、あの鶴岡八幡宮の大銀杏をぶっ倒したデスブログってば怖すぎる・・・