備忘録

インターネット老人会のよしなしごとを…

人間って業が深いというかね。

日曜の夕方に放送している割には、尊属殺人やら下ネタやら、内容がスゴイ某アニメでございます。
尊属殺人だけでも2人いるから何とも言えませんがw


で、田舎の高校生やっていた時にこんなことがあったのを思い出したです。
社会科の授業が始まる前に「政治・経済」の資料集のとあるページを見つけた級友の女の子が、
「ちょっとこれ見てん!スゴイ話が載ってるっちゃー!」と騒ぎに。
その辺にいた自分も含めた女の子たちが、同様に件のページを見て「すごーい」「うそー」の大合唱に。


その時の内容は、これですた。
尊属殺法定刑違憲事件 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

尊属殺人重罰規定違憲判決」、事件の概要から「栃木実父殺し事件」(栃木県矢板市での事件である)とも呼ばれる。
社会科・公民科の資料集では必ず紹介される著名な判例

今でもそうなのか・・・

1968年10月5日、被告人の女性A(当時29歳)は実父B(当時53歳)を絞殺した。
殺害の日まで被告人Aは被害者Bによって10日間にわたり自宅に監禁状態にあり、最終的に口論の末に殺害したものである。

しかし、被告人Aの家庭環境を捜査した検察は恐るべき事実を確認した。被告人Aは14歳の時から実父Bによって性的虐待を継続的に受けており、
しかも近親相姦を強いられた結果、親娘の間で5人の子(うち2人が夭折、他にも6人を妊娠中絶)を産む夫婦同様の生活を強いられていた。
また彼女は医師からこれ以上妊娠すると身体が危ないと諭され不妊手術を受けていた。

被告人Aがその境遇から逃げ出せなかったのは、自分が逃げると同居していた妹が同じ目に遭うことを恐れたためであった。
そうしたなか彼女も職場で7歳年下の相思相愛の相手が現れ、正常な結婚をする機会がめぐってきた。
その男性と結婚したい事をBに打ち明けたところ、怒り狂い監禁された。
その間BはA を弄んだ挙句、罵ったためAは思い余って腰紐でBを絞殺するに至った。

このオヤジ、思いっきり鬼畜やんか(怒)


ちなみに400年ほど昔のイタリアにも似たような鬼畜オヤジがいて、やっぱり娘にアボンヌされていたっけ。
ベアトリーチェ・チェンチ」事件ってのがそうですな。
※リンク先の文はグロい表現を含むので、自己責任でポチッとな。
ベアトリーチェ・チェンチ
美の巨人たち グイド・レーニ作『ベアトリーチェ・チェンチの肖像』
美美WR8 ベアトリーチェ・チェンチ 1577−1599
グイド・レーニが描いたベアトリーチェの絵が、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』のモデルになったというおまけ付きで。
映画版「真珠の耳飾りの少女」のスカーレット・ヨハンソン演じる少女は好きだったけど♪


まぁ、洋の東西を問わず、DVやら近親相姦する鬼畜な父親っているもんだと・・・
そーいう鬼畜な親だったら、「実の子供に頃されてざまぁwwwww」ということになるんでしょうけど、
あの荒熊さんには殆ど落ち度がなかっただけに、ホント気の毒過ぎるというかねぇ。


ところで、イノベ2人がちゃちゃ入れに来たのは、同類をアボンヌしたティエの代わりに、
尊属をアボンヌした小熊に嫌みを言うという代償行為ってことでおk?