備忘録

インターネット老人会のよしなしごとを…

ドラの品種について。

2007-6-5のエントリでメモっていたものですが、


ヒロセレウス系ドラのメモ

  • 白ドラことHylocereus undatusって、Hylocereus ocamponisとHylocereus escuintlensisの雑種かも知れないそうな。
  • 普通の赤ドラ Hylocereus costaricensis 桃ドラの親はHylocereus ocanponis(明の明星)
  • 桃ドラ Hylocereus ocanponis(明の明星)+Hylocereus undatus
  • 金ドラ Hylocereus polyhizus

と上記のような具合だったのですが、
普通の赤ドラは「Hylocereus polyrhizus」の方のようで、
Hylocereus costaricensisとしているウィキペディアの記述と異なっているようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%84


Hylocereus polyrhizusはHylocereus lemaireiのシノニムだとか・・・
http://www1.vc-net.ne.jp/~oota/nippon/Cactoideae/Hylocereeae/Hylocereus.htm


金ドラはHylocereus polyhizusの赤い色素が抜けたタイプのようです。


ヒロセレウス系ドラのメモ(改)

  • 白ドラ Hylocereus undatus(白蓮閣)はHylocereus ocamponis(明の明星)とHylocereus escuintlensisの雑種の可能性。自家受粉できる。
  • Hylocereus guatemalensis(三角柱)はHylocereus ocamponis(明の明星)のシノニムで中身が白の品種もあり。
  • 赤ドラ Hylocereus costaricensisと Hylocereus polyhizusの2つが流通。自家受粉できる品種も。
  • 国産桃ドラ Hylocereus undatus(白蓮閣)+Hylocereus ocanponis(明の明星)の交配。自家受粉できる?
  • 海外品種の桃ドラはHylocereus undatus(白蓮閣)+Hylocereus polyrhizusが多い。自家受粉できるものが多い。
  • 金ドラ Hylocereus polyhizusの赤い色素の無い白身種。これはニュージーランド産が多い(マズー)。


いろいろ情報が錯綜していたものの、何とか整理できるかなと。
で、ヒロセレウス系ドラの品種で1番美味しいと思われるものが、
セレニセレウス系黄ドラに食味で勝っていたとしたら面白いことです。


おまけ・ゴールデンドラゴン(金ドラ)の記述のあるサイトやページ。
過去ログに貼ってたものなので、見落としているものもあるかもしれません。

【FRUIT-MART】フルーツ卸売り市場日記さん ■ゴールデンドラゴンのお話
http://fruitmart.exblog.jp/2464774/
あまりの不味さに販売を見送ったというのが笑えます。


日比貿易株式会社さん ドラゴンフルーツ【サボテン科】
http://www.nippitrading.co.jp/fruits/fruits24.html


ゴールデンドラゴンが不味いのは、果たして品種のせいなのか育て方のせいなのか?
これ「黄ドラ」ことイエローピタヤと間違えて買って食べたら悲惨でしょうに。


おまけのおまけ・硫黄島の品種は自家親和性がないので実が付かないようです。
たとえ実が付いたとしても、英霊の方が栄養になっていそうで食べるのは怖いような気がしますねぇ。