備忘録

インターネット老人会のよしなしごとを…

森ボーイはスナイパー。

「ナチュリラ」もどきの次は森ガール本がぞろぞろ出版。これは10/28に出たばかりです。

森ガールpapier* vol.1 (電撃ムックシリーズ)

森ガールpapier* vol.1 (電撃ムックシリーズ)


たまたまツルネン・マルテイ議員のサイトを見ていたら、
木の国 −日本とフィンランド

森はすべてのフィンランド人に多くの祝福と恵みを与えています。フィンランド人にとって森は守り神です。
1939〜40年の「冬戦争」でも、フィンランドが大国ソ連と戦い、独立を守り通せたのは森のお陰だったと人々は信じています。
また現在のフィンランドの経済も森林に支えられています。木材の輸出は国の主要産業の一つだからです。

「冬戦争」といえば、フィンランドの伝説のスナイパー「シモ・ヘイヘ」少尉が活躍したあの戦争でございます。
ただ、ソ連からは領土の「カレリア」を奪われてしまったんでありますが。
(なので北方領土の返還は無理っぽいと思う。フィンランドにカレリア、モンゴルにトゥバを返還しないしで)


よく某巨大掲示板にコピペされているシモ・ヘイヘ伝説ってこんなんですな。
元々、この人はケワタガモを撃って生活していた猟師だったらしい。
ぶっちゃけフィンランド版の「マタギ」みたいなもんか。

シモ・ヘイヘ(Simo Hayha, 1905年12月17日 - 2002年4月1日)は、フィンランドの生んだスナイパー。
白い死神、ムーミン谷のゴルゴ13と言われ恐れられた、人外の妖精スナイパーである。

・わずか32人のフィンランド兵なら大丈夫だろうと4000人のソ連軍を突撃させたら撃退された
・シモヘイヘがいるという林の中に足を踏み入れた1時間後に小隊が全滅した
・攻撃させたのにやけに静かだと探索してみたら赤軍兵の遺体が散らばっていた
・気をつけろと叫んだ兵士が、次の瞬間こめかみに命中して倒れていた
・スコープもない旧式モシンナガン小銃で攻撃、というか距離300m以内なら確実にヘッドショットされる
・いとも簡単に1分間に150mの距離から16発の射的に成功した
・野営中の真夜中にトイレからテントまでの10mの間にヘッドショットされ即死
・戦車と合流すれば安全だろうと駆け寄ったら、戦車長がシモヘイヘから狙撃済みだった
赤軍の3/100がシモヘイヘに狙撃された経験者、しかも白い死神という伝説から「積雪期や夜間ほど危ない」
・「そんな奴いるわけがない」といって攻撃しに行った25名の小隊が1日で全員死体になって発見された
・「サブマシンガンなら狙撃されないから安全」と雪原に突撃した兵士が穴だらけの原型を止めない状態で発見された
・5階級特進で少尉となったシモヘイヘに狙撃の秘訣を尋ねると、ただ一言「練習だ」
・コラー河付近はシモヘイヘに殺される確率が150%。一度狙撃されて負傷すると確実に凍死する確率が50%の意味
・シモヘイヘが狙撃で殺害した数は505人、他にサブマシンガンで倒した数は正式なものだけで200名以上
・ヘイヘ抹殺指令を受けたソ連兵はその晩、遺書を書いた。

「00」の双子のロックオン・ストラトスよりチート過ぎるぞこの人!事実は小説より奇なりとは言うものの、びっくらしてしまいます。
はてブ山盛りで噴いた。
はてなブックマーク > シモ・ヘイヘ - Wikipedia
2002年の4月1日(ってエイプリルフール)に96歳で亡くなっているって冗談みたいな人生だと。
退役してからはずーっと猟師兼猟犬の繁殖家って所も凄い。
自然の豊かな所で生活すると食事もオーガニックだし足腰が鍛えられて長生きしそうですね。
鴨鍋食べてたら長生きできるんでしょうか?
グーグル先生によると、ケワタガモの羽毛布団って高級品だそうな。
地球ファミリー羽毛をもらって巣を守る アイスランド・人と水鳥の優しい関係


フィンランドといえば東郷ビール(今はオランダ産らしい)、東郷と言えば東郷平八郎と・・・
デューク東郷(ゴルゴ13)ですな。